不動産の高度な知識を駆使し、
最適解を導くソリューションを提供。
不動産金融のプロへの道を着実に歩む。
不動産金融ソリューション部
吉井 雄太 Yuta Yoshii
2013年入社|商学部卒
※所属部署名は取材当時の名称です。
career
- 2013年営業第三部
- 2014年本店営業第三部
- 2015年本店営業第三部(建物リース担当)
- 2017年不動産金融ソリューション部(現職)
入社を決めた理由を教えてください
学生時代は経営学のゼミに所属し、組織論やリーダーシップを学びました。一方で好きだったのが「数字」の世界です。数字は定量的に評価でき曖昧さがありません。企業の業績も明確な数字となって現れます。金融も数字の世界。それが金融業界を志望した背景にあります。加えて、金融の世界は、一つのモノに縛られず、経営資源であるヒト・モノ・カネに関わることができる点に魅力を感じました。リース業界は、金融でありつつもモノのプロにもなれる可能性を感じて志望。当社は、三井住友信託銀行とパナソニックを株主に持つ安定性や事業の幅広さに惹かれました。また採用選考を通じて、社員の方々から感じた温厚な雰囲気、人柄の良さも入社を決めた理由の一つです。

入社してからこれまで、どのようなキャリアを重ねてこられたのでしょうか?
入社後の2年間は、営業担当としての基礎を学んだ時期です。主に株主である三井住友信託銀行の顧客基盤であるお客さまを担当。三井住友信託銀行の担当者に同行し、お客さまの課題解決のための提案活動を行いました。通常のファイナンスリースだけでなく、たとえば、お客さまが保有する売掛債権を買い取って資金調達を支援するファクタリング、リース期間を柔軟に設定でき総投資額の軽減を可能とするオペレーティングリース、設備機器等を当社が購入しお客さまに分割払いで販売する割賦販売等々、お客さまのニーズを把握し、最適解を導き出す的確な商品提案のスキルやノウハウを学びました。転機となったのは入社3年目、建物リースの営業担当になったときです。建物リースは、土地所有者から土地を借り受け、お客さまが希望される建物を建築し、お客さまに一括賃貸するリース契約。この仕事が、形を変えて現在に続いています。


現在の仕事内容と、そのやりがいを教えてください
現在は、前任の建物リースからさらに一歩踏み込んで、土地・建物をセットで取り扱う不動産リースを担当しています。REIT(不動産投資信託)をはじめとしたお客さまが、ポートフォリオに新たにアセット(オフィスビル、商業施設、ホテル、物流施設等)を組み入れたいニーズに対し、当社が一時的に証券化された不動産物件を取得して代行保有し、物件取得時期のタイミングで売却するビジネスモデル。一時的な「つなぎ」の役割を果たすことから、ブリッジファイナンスと呼ばれています。早く売却したいという売主のニーズと、将来購入するため物件を確保したいという買主のニーズに応えるスキームを構築・提案するのが私たちの役割になります。常に不動産のプロフェッショナルと呼ばれる大手法人のお客さまを担当しており、金融以外の法務や税務、不動産の専門用語等の知識吸収は必要不可欠。その中で、自分が考えた提案内容がお客さまの興味を惹き、成約に至ったときは大きなやりがいを感じます。不動産事業は明確なモノ(物件)があり個別性が強いのが特徴です。同じものは一つとしてない。したがって案件ごとの機敏な対応力とニーズに応える提案力が求められる業務です。
今後の目標と、思い描くキャリアビジョンを教えてください
業務を通じて強く実感するのは、不動産ビジネスの世界は人と人との繋がりが強いということです。だから、「あの人と売買したい」と言われる信頼関係の構築は、ビジネスを進める上で重要な要素。そのためには徹底してお客さまのことを考え、自身で決断し提案していく姿勢を貫いていきたいと思っています。当社の不動産金融ソリューション事業は年々拡大しており、これまで以上の大型物件の検討も進めています。金額や規模のスケールの大きさの中にビジネスのダイナミズムも感じています。リース市場自体が縮小傾向にある中、不動産金融ソリューション事業の一層の拡大への貢献や、当社初スキームでの成約といった成果を成し遂げたい。そのためにも、新しい不動産リースの領域を開拓していきたいと思っています。建物リースから数えると、不動産に関わって9年が経ちました。部内でこの業務の最長経験者。不動産金融を究めて、この世界で自他共に認めるプロフェッショナルになることが目標です。

あなたが思う「総合ファイナンス会社」の魅力とは?
4つの事業があり、その4つの事業の中でも多彩な業務があり、私がホールセール事業の中で不動産金融ソリューションを担当しているように、魅力を感じる分野に出会うことができます。多分、誰でも何かしら興味を持てる仕事、惹かれる領域があることが、総合ファイナンス会社で働く魅力だと思います。さらに言えば、当社が有するファイナンスの手法は、伝統的なファイナンスリースだけではありません。多彩な手法、スキームがあります。他の金融機関やリース専門会社と異なり、自分で考えて動く余地が大きく広がっています。自分発信で、新しいことを考えて生み出すことができるのも、総合ファイナンス会社で働く魅力だと思いますし、そのようなチャレンジする機会を提供してくれる風土が当社にはあります。
private
コロナ禍前のアフター5は、同僚や友人と飲みに行くことが多かったですね。今は、最近結婚した妻と、家でお酒を楽しむようになりました。また体を動かすことが好きで、定期的にジムに通っています。月に1度はグリーンにも足を運び、ゴルフを楽しんでいます。
